DS-2722 S/S Print Open Shirt“NATIVE PATTERN”
Rayon 100%
1950年代に現存していたテキスタイルパターンを、シャツに落とし込んで復元してみました。
本来、この柄はギャバジンジャケットにのみ存在していたテキスタイルです。ボーダーアーガイルなどと同様に、胸部分に一直線に柄が入ります。
1950年代にはこのパターンが大流行し、アーガイル各種やエキゾティック柄、動物柄など多数作られてきました。中でもこの「ネイティヴパターン」はかなり激レア種で…当時珍しかった「発泡プリント」で柄出しが施されていました。
ただ、やはり凹凸が大きい為、もう数十年も経てしまったヴィンテージの個体は綺麗なものを見つけるのは困難。大半は発泡プリントが剥がれ落ち、痕跡だけが残っている物が大半です。
なのでドライボーンズとしては、発泡プリントから離れて捺染プリントとしました。また、ライトに着易いレーヨンシャツで表現。
前身頃はぎりぎりポケットにかからない位置でジャケットを着ても見える位置、反対に後ろ身頃は背中心辺りで、柄を見え易く配置しました。
襟はロングポイントながら1950年代後期を意識して先端を小丸に。
ボタンはオリジナルで染めたマッシュルームのような形状のボタン、ヨーク裏にはキュプラサテンを装備し、滑りを良くして耐久性をアップさせています。
さらに半袖にして、夏に着るべき1950年代プリントを完全復活させてみました。